こんなところにボンカレー

2017.07.18

【こんなところにボンカレー#8】“おいしさ三重丸”には人を幸せにする力があった?

ある人から、「最近は、古本屋さんでもボンカレーを売るようになったの?」と質問されました。近ごろは、さまざまなグッズを売る書店もありますし、カフェを併設するアパレルショップなども増えています。レトルトカレーが古本屋で売られていても、おかしくないのかもしれません。

ojyasuただ、本当にボンカレーが売られているのか確かめたいと思い、いくつかの古本屋に行って探してみました。頼りにしたのは、「フラッと入った古本屋で、ボンカレーのパッケージを見かけた気がするんだよね」という言葉です。しかし、なかなか見つかりません。

 

ならば古本屋に限定せず、新刊書店も調査してみました。それでも、やはり「本屋にボンカレーが!」という驚きの光景に出合えません。先の話しは、何かの見誤り、勘違いの類だったのでしょうか。

 

古本屋にボンカレーがあった理由

ojas-book何だか釈然としない気持ちでしたが、「美容とかライフスタイルとか、女性の実用書の棚だったかな」と言っていたことを思い出します。今度は、店舗をあちこち回るだけでなく、インターネット検索などテクノロジーの力も借りて再捜査を始めました。すると、とうとう一冊の本が浮かび上がってきたのです。

その本は、『オージャスのひみつ―こころとからだの生命エネルギーを増やしてなりたい自分になる方法』という書籍。著者は服部みれいさんという編集者の方で、医師の蓮村誠さんが監修しています。

改めて確認してみると、やはり本の表紙がボンカレーに見えたのが原因だったようです。表紙には三重丸がデザインされていて、ボンカレーのパッケージのような色合いでした。これだと、パッと見て「ボンカレーかな」と思ってしまうかもしれません。しかも、書籍としては版元品切れ状態で、新刊書店には在庫されておらず、だからこそ古本屋で目撃されたようなのです。

 

オージャスを増やすには“健全な食事”から?

 

題名にある「オージャス」という言葉は、あまり聞きなれないワードではないでしょうか。インドの健康法アーユルヴェーダの用語で、人間の内にある生命エネルギーのことだそうです。女性はそのオージャスを増やして、「健康で元気になろう」「美しく、魅力的になろう」というのがこの書籍の趣旨になります。

 

加えて、オージャスを増加させることで、「心が穏やかになり幸せになる」「自分の願いもかないやすくなる」とも語られていました。ちょっと神秘的なアプローチではありますが、日々の暮らしをよりキラキラと輝かせたい女性に向けたライフスタイル指南書なのです。

 

本の中では、オージャスを増やす第一の方法として、「健全な食事をとること」と紹介されていました。“健全な食事”とは、一体どんな食事なのでしょう。この書籍によれば、「純粋な質をもつ食事」「よろこびと感謝の気持ちをもった食事」「規則的な食事」「よく噛んで食べる」などと書かれています。

 

このように、インドのアーユルヴェーダであったり、生命エネルギーのオージャスなどと言われると、多くの人たちにとって少々縁遠い話しのようにも思えるかもしれません。ただ、“健全な食事”という点で言えば、ボンカレーが追い求める目標と重なる部分がありそうです。

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「誰もが失敗しないカレー」というコンセプトで1968年に誕生したボンカレー。それ以来、便利さ、おいしさはもちろん、「具材野菜の国産化」に取り組んだり、「保存料、合成着色料の不使用」をずっと貫いてきました。

これは単に、生活者の方々にレトルトカレーを買っていただくだけでなく、ボンカレーを通じて、楽しい食卓を囲む機会が増えたり、笑顔の多い家庭になる手助けをしたいと思っているからです。そうした意味でボンカレーは、手軽ながらも安全、安心を地道に提供し続けてきた“健全な食事”の一つではないかと思っています。

 

『オージャスのひみつ』の表紙デザインとボンカレーの商品パッケージ。どちらにも三重丸があって、見た目が似ているという点だけでなく、それぞれが到達しようとする目的地にも共通する部分があるようで、何だか不思議な気分がします。もしかするとですが、三重丸はみんなを幸せにしようとする印なのかもしれません。