ボンカレーのQ&A
ボンカレーの製品、調理、パウチ、表示のこと。
よくお寄せいただくご質問にお答えしています。
1.製品に関すること
- レトルトパウチ食品とはどういうものですか?
- レトルトパウチ食品とは、気密性及び遮光性のある容器に詰めた食品を加圧加熱殺菌したものです。1968年に世界で初めて大塚食品(当時:大塚食品工業)が市販用レトルトカレーを発売しました。ちなみに「レトルト(retort)」とは「加圧加熱殺菌釜」のこと、「パウチ(pouch)」とは「袋」のことを意味しています。
- 箱ごとレンジ調理できるレトルト食品と
従来のレトルト食品との違いはなんですか? - 箱ごとレンジ調理できるレトルト食品は、レンジ調理が可能な材質と機能が備わっている袋(パウチ)を使用している点が、従来のレトルト食品と比べて異なります。ボンカレー(沖縄限定)を除くボンカレーブランドの製品は、 箱ごとレンジで加熱調理が可能です。全てお湯でも温められます。
- ボンカレーはなぜ箱ごとレンジで調理できるようにしたのですか?
- 現在、家庭へのレンジの普及率はほぼ100%となっており、調理には欠かせないものとなっています。従来のボンカレーはお湯で温めて調理する方式でしたが、消費者のみなさまから「レンジで調理できないものか?」というご要望も寄せられておりましたので、こうした声にお答えすべく、レンジで直接加熱できるボンカレーを開発いたしました。 フタをあけ、箱ごとレンジで調理することで、さらにおいしく、調理時間が短縮され、より便利に進化しました。洗い物も減少するなど、手間も省け、省エネになります。
*ボンカレー(沖縄限定)を除く - 松山容子さんのパッケージのボンカレーはなぜ沖縄限定販売なのですか?
- 松山容子さんパッケージのボンカレーも十数年前までは全国で販売しておりました。全国では、三重丸がついたパッケージでおなじみの「ボンカレーゴールド」の味が好まれている一方、沖縄では松山容子さんの「ボンカレー」の味の方が特に好まれたため、他県に比べ非常に多くの方にお買い求めいただいていました。その結果、松山容子さんの「ボンカレー」は全国販売をやめ沖縄限定として販売を続けています。
2.調理について
- どのようにして温めるのですか?
- 製品によって温め方が異なりますので、パッケージに記載された温め方をご確認ください。ボンカレー(沖縄限定)を除くボンカレーブランドの製品は、 フタをあけ箱ごとレンジ調理が可能です。また、従来のボンカレーと同様にお湯に入れて温めることもできます。
温め方については、ブランドサイト内の各製品情報ページにも記載しております。
製品ラインアップはこちら - なぜレンジで直接温めることができるのですか?
- 従来のレトルト食品に使用されていたレトルトパウチの素材であるアルミ箔は、金属のためレンジでの直接加熱は不可能でした。そこでアルミ箔のかわりに、中身の保存性や強度に優れた特殊な素材を使用。さらに加熱時にパウチの中で発生した蒸気を、蒸気の排出口から自動的に外に逃がす仕組みにすることで、安心してレンジで直接加熱することが可能になりました。
- お湯では温めることはできないのですか?
- もちろん、お湯で温めることも可能です。パウチの封を切らずに沸騰したたっぷりのお湯の中で3〜5分間*温めてください。ただし、温めるときは鍋にふたをしないでください。鍋肌にパウチが触れますと溶けることがありますので、ご注意ください。
*こどものためのボンカレーは1~2分間 - オーブントースターで温めることはできないのですか?
- できません。オーブントースターの熱で中身が温まる前にパウチが溶けてしまいます。
- 業務用レンジで温めることはできないのですか?
- もともと家庭用のレンジ対応の製品ですから、高出力の業務用レンジで加熱した場合、蒸気口(蒸気の排出口)の開口が適切に行われない可能性があります。蒸気口から中身が噴き出す恐れがありますのでおやめください。
- 温める時間はどのように決めているのですか?
- 代表的なメーカーの数機種のレンジで加熱試験を実施して、得られたデータから最もおいしく食べられる加熱時間を設定しました。
- 季節や地域、レンジの機種が違っても温める時間は同じなのですか?
- 季節や地域によって室温や外気温が異なりますので、加熱前の製品の温度もそれにより影響を受けます。また、機種によっても温まり方がさまざまです。パッケージに記載の加熱時間を目安として、各ご家庭で調節してお召し上がりください。
- 温めなくても食べられますか?
- 温めなくても食べられますが、温めていただいたほうがよりおいしく召し上がれます。
- 一度温めたものを食べなかったのですが、再度温めて食べられますか?
- 湯せん用のアルミパウチの場合はお召し上がりいただけますが、温め直しが繰り返されますとおいしさが失われますのでおすすめできません。また、一度開封したものは速やかにお召し上がりください。レンジ加熱対応のパウチの場合は蒸気口が開き密封性がなくなるため、一度温めたものはすみやかにお召し上がりください。
3.パウチについて
- ボンカレーで使っているパウチは従来のアルミパウチとどう違うのですか?
- ボンカレーで使用しているパウチは「オートオープンパウチ(Auto Open Pouch 略称:AOP)」と言います。従来のアルミパウチとの大きな違いは、箱ごとレンジで簡単に加熱調理できることです。
*ボンカレー(沖縄限定)を除く - 環境に対する影響はないのですか?
- パウチの主成分はポリプロピレンという種類のプラスチックなので、焼却しても有毒ガスは発生しません。
- ゴミはどのように分別したらいいのですか?
- パウチはプラスチック製の容器包装、外箱は紙製の容器包装にそれぞれ分類されます。自治体の区分に従って分別してください。
4.表示について
- 添加物は使用しているのですか?
- 例えばボンカレーゴールド中辛では、原材料名表示の「増粘剤(加工デンプン)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、パプリカ色素、リンゴ抽出物、香料」が添加物に当たり、おいしさと品質の向上を目的に必要最小限使用しています。
- アレルギー物質や遺伝子組換えの表示はありますか?
- アレルギー物質を含む食品にかかわる表示や遺伝子組換えに関する表示は、法律に則って適切に行っています。大塚食品では消費者庁の「食物アレルギー表示に関する情報」に基づいて、特定原材料8品目、及び特定原材料に準ずるもの20品目を原材料中に含む場合は、その全てを記載しております。 *特定原材料8品目:えび、かに、くるみ、小麦、そば、卵、乳成分、落花生 *特定原材料に準ずるもの20品目:アーモンド、あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、マカダミアナッツ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン
- 使用している野菜に栄養はあるのですか?
- 栄養素は、加熱による影響を受けますので、生野菜のようには含まれていません。ビタミンCなどの熱に弱い栄養素は減少します。
- どこで製造しているのですか?
- 大塚食品株式会社の徳島工場です。徳島工場ではISO9001/14001認証、及びHACCP(総合衛生管理製造過程)を取得し、「美味・安全・安心・健康」を約束する高品質な食品、そして「環境への優しさ」に配慮した食品をみなさまにお届けするよう日夜努力を重ねています。旨みを味わうカレーうどん(キーマ仕立て)、ボンカレーベジ、Theボンカレー、こどものためのボンカレーは協力工場で製造しています。生産状況により、変更になる場合がございますので、製品の製造所をご確認ください。
- ボンカレーの賞味期限はどのくらいですか?
- 賞味期限は「年月」表示で、ボンカレーゴールドは製造後1年4か月、ボンカレーネオ・旨みを味わうカレーうどんの素・ボンカレーベジ・元祖ボンカレー・こどものためのボンカレーは、製造後1年1か月、ボンカレー(沖縄限定)は製造後2年1か月です。(未開封の場合)